メッセージ
長年にわたり、マグロの町、三浦三崎の廻船問屋として全国のマグロ漁船や水産練習船の出入港、水揚げなどのお手伝いをさせていただき、また,三崎港の歴史とともに歩みつづけてこれましたのは、お取引くださっている多くのお客様のおかげと感謝しています。
お褒めの言葉ばかりではなく、厳しいおしかりも頂戴しながら、私どもにできるサービスを続けてきました。
そして今度は、「西松の三崎まぐろ」と称しブランド化を図りまぐろに付加価値をつけ、また、トレーサビリティー化した信頼できる商品を供給することにより、魚価を安定させることも私たちに与えられた使命と考えます。
冷凍まぐろを中心に、刺身用、寿司種用、ねぎとろなどの製品を加工製造し、お客様へお届けするようになって、新しい西松の一面をお見せできればと思います。
まぐろは食材としての魅力にあふれているばかりではなく、日本人の味覚の文化として欠かせない魚です。その奥深さを誰よりも知っていると胸をはる私をはじめ社員一同、誇りをもってまぐろを取り扱っております。
若手とベテランのいいバランスのもと、さらにまぐろに精通し、お客様の期待に応える存在をめざします。
今まで以上のご指導とご鞭撻、ご用命をいただければこれに勝る幸せはありません。
株式会社 西松 会長 湊 素文
まぐろという魚の中でももっとも取扱いが難しいとされる魚種を販売している私たちはプロであることに自信をもっています。
仕入れ、加工、販売、提案を行うにはそのすべてのカテゴリーにおいて現場を熟知することが大切だと私たちは考えます。
船との連携で漁場や漁獲の現場を知り、その情報を食べていただく消費者の皆様に伝えるには魚の味を知り、さらに売り場で伝えることまで必要です。
さらに昨今のSNSなどの普及が皆様の直接の声をいただくことにより私たちを今まで以上に強くします。
“流通の一部ではなく流通を担う会社として本当に美味しいものを供給する。”
消費者の皆様にとって“いいまぐろ”とは何か・・・
この答えを出せる現場力こそが私たちの強みです。
株式会社 西松 社長 相原 宏介